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ポセイドン・アドベンチャー
1972年・アメリカ製作/117分/日本公開:1973年3月
◆監督
ロナルド・ニーム
◆キャスト
ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン、レッド・バトンズ、ロディ・マクドウォール、シェリー・ウィンタース
転覆時のスペクタクルはもちろん、オールスター・キャストによる人間ドラマも見応え充分で、アメリカン・ニュー・シネマ全盛の公開当時、ハリウッド・エンタテインメントの真髄を見せた。70年代半ばに起きたパニック映画(ディザスター・ムービー)ブームの先駆けでもある。
豪華客船ポセイドン号が、大津波で一瞬にして転覆した。船体の上部が海底に没し、船底が海面に現われたのである。折から新年を祝うパーティが大食堂で催されており、集まった船客たちのほとんどが生命を失うという大惨事だった。乗客の1人であるフランク・スコット牧師は、大混乱が鎮まると奇跡的に助かった人々と共に脱出を試みるが...。
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ゲッタウェイ
1972年・アメリカ製作/123分/日本公開:1973年3月
◆監督
サム・ペキンパー
◆キャスト
スティーブ・マックィーン、アリ・マッグロー、ベン・ジョンソン、アル・レッティエリ
スリリングなチェイスが全編に渡って展開するペキンパーの快作アクション。マックィーン、マッグローだけでなく、傍にいたるまで役者陣の個性が光る。特に、フェロモン撒き散らし状態の悪役A・レッティエリの存在感は驚異的。ラスト・シーンのサスペンスも、この手の映画を見慣れた人には嬉しい驚きがある。
テキサスのサンダースン刑務所からドク・マッコイが出所した。銀行強盗の罪で10年の刑に服していたのだが、4年間服役したところで突然釈放になったのだ。この釈放はドクにとって1つの取引でもあった。彼は、地方政界の実力者ベニヨンを相手取り、出所と引き換えに町銀行を襲い、奪った金を山分けして保釈金代わりに払おうというのだ。ドクを、愛する妻キャロルが待っていた。やがて銀行襲撃の綿密な計画が立てられ、用心深いベニヨンは2人の殺し屋を送り込み、そして決行の日を迎える...。
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ジャッカルの日
1973年・イギリス・フランス製作/142分/日本公開:1973年9月
◆監督
フレッド・ジンネマン
◆キャスト
エドワード・フォックス、ミシェル・ロンズデール、アラン・バデル
ドゴール大統領暗殺をもくろむ“ジャッカル”という名の男を描いたフレデリック・フォーサイスの同名ベストセラー小説の映画化。暗殺に向けて用意周到に行われる準備とパリ警察の地道な捜査をリアリティを追求したディティールで克明に描く社会派サスペンスの一級品。
1962年8月26日ペティ・クラマール郊外で、エリゼ宮殿からパリ近くの空港へ向かうドゴール大統領を乗せた車が、待ち伏せていた軽機銃で武装した1隊の襲撃をうけるが、奇跡的に大統領は無事だった。首謀者は銃殺刑に処せられ、秘密組織OASは動きが取れなり、最後の残された手段として、外国人でしかも当局には顔も名前も知られていない殺し屋ジャッカルを雇う。
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街の灯
1931年・アメリカ製作/86分/日本公開:1973年7月
◆監督
チャールズ・チャップリン
◆キャスト
チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー、ハリー・マイアーズ
世の中は極端に不景気。小男で風彩もあがらず、服装もみすぼらしく、職もなく住むところもないチャーリーは、職にありつけそうもなく、毎日あちこちさすらい歩いてフーテン暮らしをしていた。そんな彼が一人の娘に恋をした。街角で花を売っている、盲目の貧しい娘だ。彼は彼女の目を治す為に、金を稼ごうと一大決心をするが……。1931年、押し寄せるトーキー化の波に逆らって作られたこの作品は、ひとりの浮浪者と盲目の娘との愛のやりとりを、パントマイムと僅かな字幕で表現している。これは、彼特有の可笑しさに満ちながらも、はかなく哀しい愛を描いた、映画史に残る傑作であり、卓越したチャップリンの演出や心理描写の巧さに思わず唸ってしまう、彼の数多い映画の中でもベスト3には入る名作。
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