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震える舌
1980年・日本製作/114分/日本公開:1980年11月
◆監督
野村芳太郎
◆キャスト
渡瀬恒彦、十朱幸代、中野良子、若命真裕子
破傷風の女の子と両親の、病魔との闘いを描いたヒューマン・ドラマ。埋め立て地での泥遊びにより破傷風となってしまった女の子。死亡率が非常に高く、光、音などの刺激により激しい痙攣を引き起こすこの病気の看病は非常に困難で、母親は、その疲労により徐々に精神を蝕まれていく。暗幕により光を遮られた病室で、痙攣を起すたびに口から血を吐き、弓のように体を仰け反るその様子は、まさに“悪魔に取り憑かれた”が如くで恐ろしく、女の子を演じた若命真裕子の秀でた演技力はもとより、看病による疲れから、徐々に狂気じみてゆく母を演じる十朱幸代の迫力も見もの。
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